生産性と品質って本当に大事なの?
皆さんこんにちは!やさかんです。
今回は、生産性と品質の重要性についてお話しします。
皆さんは会社でこんなことを
上司や先輩に言われたことありませんか?
「生産性をあげろ」
「業務の品質が大事だ」
「生産性を上げたら品質が下がる?
品質を上げたら生産性が低くなる?
どっちも大事だ!両立しろ!」
人によっては耳にタコかもしれません。
お仕事をするうえで永遠の命題ともいえるでしょう。
会社ではもちろん、自宅でお仕事をされる皆さまも、
生産性と品質は意識すべきだと思います。
自宅作業において生産性と品質を向上されるための、
ひとつの提案である「快適さ」について、
前回の記事『まいるーむcafeで自室作業を快適に! – やさかん本舗 (yasakan-honpo.net)』で
取り上げてみたので、
こちらも読んでみていただけると嬉しいです。
今回は、生産性と品質が
なぜ重視されているのかについてお話しします。
そもそも生産性とか品質って何なの?
多くの業種では、有形無形にかかわらず、
クライアントが求めるものを納品し、
収益を得ている形態が多いかと思います。
どのような業種かによって、
生産性と品質何を指しているかは異なります。
クライアントが求める納品物の理想に
どれだけ近いか(あるいはどれだけ超えるか)を品質、
限られた時間でどれだけの納品物を
完成させられるか(あるいは必要タスクをこなせるか)を生産性、
と考えるのがおおよそ妥当かと思います。
・・・と、堅苦しい言葉で表現しても
いまいちしっくりこないですよね。
たとえるならおにぎり
では、納品物をおにぎりにたとえてみましょう。
販売業を営むA社が、製造業を営むB社におにぎりを発注したとします。
その内容が以下です。
「毎朝6時に500個のおにぎりを納品してほしい」
「まぁ間に合わなければ最悪450個でもいいよ」
「※賞味期限は考慮しないよ!」
ふむふむ・・・たとえとしては現実感薄いですね。
まぁそれは置いといて。
A社は販売しかできないので、
1日に売り切れる量である500個のおにぎりを、
販売できる状態で開店時間である6時までに
ほしいわけですね。
B社のおにぎりは手作り・手作業で、
おいしくてきれいな形のおにぎりと
丁寧な包装がうりです。
B社の稼働時間は10時間です。
そうすると、要望に応えるには
1時間に50個作る必要があるわけですね。
1人で1時間に作れる量を10個と仮定した場合、
従業員は5人必要ですね。
(休憩やらシフトやら、という話は
いったん抜きにしましょう。超絶ブラックですね・・・)
人の手で作るものなので、
人によって作業スピードや出来栄えには多少差があります。
体調にも左右されそうですね。
この「1人あたり1時間に10個作れる」これが生産性というわけですね。
そして「おいしくてきれいな形のおにぎりと丁寧な包装」が
B社が担保する品質です。
生産性と品質を上げたいときってどんな時?
より良いものを作れば単価を上げられますし、
よりたくさん作れば増えた分だけ
納品先を増やすこともできます。
つまり、生産性や品質を
「上げたい」のは収益を増やしたいときです。
会社はビジネスなので、
常にこの状態である場合がほとんどでしょう。
変わらない日常の中でも
ちょこちょこ言われるのは、このためでしょう。
生産性と品質を「上げなきゃいけない」時もある
会社としても向上を目指す場合以外にも、
生産性と品質を上げなきゃいけない場合もあります。
上記のB社ですが、
順調に毎朝500個のおにぎりを納品していたところ、
ある日従業員が1人、家庭の事情で辞めてしまいました。
1日に作れる個数が400個になってしまったので、
新しい従業員を雇いました。
ところが新人さんは不慣れなので、
1時間に作れるおにぎりは6個が限界でした。
B社がそのことをA社に報告すると、次のような返答が。
「事情が事情だし仕方ないよ。」
「450個以上納品してくれるなら半年待つから、
また500個納品できるようになってね。」
さて、新人さんは半年の間に、
ベテランさんと同じスピードで同じ基準の味・見た目のおにぎりを
作れるようにならなければいけません。
これはまさに生産性と品質を上げなければいけない、
という状態ですね。
お仕事の作業時には意識してみよう!
会社でお仕事をしている中でよく言われるけど、
なぜ、どのように重要なのか、
いまいち深く考えたことがなかった、
という人もいるのではないでしょうか。
会社では上司や先輩たちが厳しいことを言いながらも
陰でしりぬぐいや帳尻合わせをしてくれている、
なんてことも少なくありません。
ですが、個人やマイクロ法人などとして、
自分の責任で稼ぐことを考えている方々は、
自分が自宅でしている作業の生産性や、
品質について今一度深く考え、
常に意識していく必要があると思います。
この先誰もが自宅で生活費を稼ぐことが当たり前になり、
ブログを含めた市場が大きくなっていくことを祈りつつ、
今回はここまでにいたします。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします。お体にお気をつけて!